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横浜線、みなとみらい21線
  特急  急行 通勤急行 準急 区間快速各駅停車ホーム数
八王子 3
片倉 2
八王子みなみ野 2
相原 2
橋本 4
横鉄相模原 2
矢部 2
淵野辺 5
共和信号所  
古淵 2
町田 4
成瀬 2
長津田 2
十日市場 2
中山4
鴨居2
小机3
新横浜4
菊名2
松見町2
大口2
七島町2
東神奈川5
桐畑2
横浜2
新高島2
みなとみらい4
馬車道2
日本大通り2
元町・中華街2

↑通勤急行、区間快速、各駅停車は中山から綾瀬線に直通
↑特急は平日朝と夜、土休祝日の朝と夕のみ運転



●横浜線、拝島線、横浜高速鉄道みなとみらい21線 概要
海岸沿いの横浜市街から丘陵地帯を貫通、鶴見川の谷に分け入って相模野台地を抜け、関東山地の端にある多摩丘陵を超えて八王子盆地へと至る。
全線が関東平野内にあり、線形は比較的良いが、途中にはトンネルや10‰連続勾配もあり、山越え路線の様相を呈する部分もある。


●横浜高速鉄道みなとみらい21線
横浜市営地下鉄3号線のうち、建設が中止された桜木町(桜木町駅)-本町(日本大通り駅付近)-山下町(元町・中華街駅付近)-本牧(三溪園付近)に由来する路線であり、1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号で「みなとみらい21線」の名称で建設が計画された。
建設当時の仮称駅名は、横浜側から順に「横浜駅」(横浜地下駅とも呼ばれた)・「高島駅」・「みなとみらい中央駅」・「北仲駅」・「県庁前駅」・「元町駅」だった。またもともと、高島駅(現:新高島駅)は計画されていなかったが、東横線高島町駅廃止の代償なども考え、後に都市計画が決定したことにより追加された駅である。


●特急
特急には3000系を用いて運用。一部区間は座席指定で運転される。座席指定区間は以下の通り。
備考 ▲:乗車のみ可能駅 ◇:乗降共に可能駅 ▼:下車のみ可能駅(終点)
 
①終日の朝、休日の夕方
▲八王子→▲橋本→▲横鉄相模原→▲町田→◇横浜→◇みなとみらい→▼元町・中華街
八王子~横浜は座席指定制。横浜から先はフリー乗降区間
 
②平日の夜、休日の朝、夕方
▼八王子←◇橋本←◇横鉄相模原←◇町田←▲横浜←▲みなとみらい←▲元町・中華街
元町・中華街~町田は座席指定制。町田から先はフリー乗降区間


●東神奈川駅 - 新横浜駅間
東神奈川駅を出ると北東方向に進み、内陸側から順に国道1号・横浜鉄道・横須賀線・東海道線・京浜東北線北行線・京浜東北線南行線、少し間を空けて京急本線の順番で道路・線路が並ぶ。
高架に上り、一旦南側(海側)に振れて京浜東北線の南行線の南側に出てから、京急本線子安駅付近で京浜東北線・東海道線・横須賀線・横浜鉄道の各複線、計8本を一気に越える。
さらに住宅地を通り抜けて国道1号を越え、入江川と並行しながら北へ向かっていくと大口駅に着く。
大口を出るとすぐにシェルターで覆われた東海道貨物線(相鉄・JR直通線電車が経由)の高架下を潜り、寺尾トンネル手前までは直線が続き、水道道を越え、まもなく寺尾トンネルに入る(上りは新寺尾トンネル)。
トンネルを出た後は直線が続き、やがて旧綱島街道と東急東横線を越えて築堤の菊名駅に着く。菊名駅を出てしばらく住宅街の中を進むと切り通しに入り、東海道新幹線との接続駅である新横浜駅に着く。この付近は元来は堤の上を走っていたが、新幹線開業時に切り通しになった。


●新横浜駅 - 中山駅間
新横浜駅を出ると環状2号線をくぐる。
そこから鳥山川の手前までは北側がオフィスやホテルが立ち並び、南側が倉庫が立ち並んでいる。
鳥山川を渡ると一気に田園地帯となり、北側に横浜国際総合競技場がある。
そして県道13号線の新羽踏切を渡ると2面3線のホームと2本の留置線を有する小机駅に到着する。
小机駅を出るとしばらく引き上げ線が並走し、第三京浜の手前まで続く。
そして第三京浜をくぐり、まもなく城山トンネル(上り線 80m 下り線は新城山トンネル 75m)[注釈 10]を抜け、鶴見川と並走する。
そして横浜上麻生道路をくぐると鶴見川沿いには農地や工場が広がり、一方反対側は住宅街となり、そして鴨居駅に着く。鴨居駅を出ると鴨池大橋をくぐり、鶴見川沿いを進む。
白山ハイテクパークを横目に、しばらくすると鶴見川から離れ、川和踏切を渡るとまもなく横浜市営地下鉄グリーンラインとの接続駅である中山駅に着く。


●中山駅 - 町田駅間
中山駅を出ると、鶴見川の支流である恩田川が見え、恩田川側は農地が広がり、反対側は近年拡張された都市計画道路山下長津田線を挟んで住宅街となる。
一旦切り通しに入るが、またすぐ恩田川が見え、農地が広がっている。しばらくするとまた切り通しに入り、十日市場駅に着く。
十日市場駅を出ると西田架道橋にて東名高速道路を越えて、しばらく住宅街の中の切り通しを通り、国道246号を越えてしばらくすると東急田園都市線が並走するようになり、長津田駅に着く。
長津田駅を出ると東急田園都市線をくぐり、しばらく東急長津田検車区の横を通り、このあたりで神奈川県横浜市から東京都町田市に入る。
そして崖線の縁を進むと成瀬駅に着く。成瀬駅を出ると切り通しを進み、町田街道を潜りしばらくすると横浜線内乗降客数が最多の町田駅に着く。周囲には繁華街が広がっている。
なお、中山駅 - 成瀬駅間の恩田川とおおむね併走する区間では、同河川の支流である梅田川や岩川などを跨ぐ橋梁がある。
このうち、岩川を跨ぐ橋梁では上下線で上からの見た目が多少異なる橋梁で跨ぐため、上下線が極僅かに離れたところを走る(上り線が下り線から離れる)。


●町田駅 - 橋本駅間
町田駅を出ると小田急小田原線の高架を潜り、ここから先橋本駅の先まで駅構内以外はほぼ直線の緩やかな上り勾配となる。
高架を潜ると右側に町田市役所がある。
この後しばらく境川と併走する。町田市側は町田市民ホール付近までは商業施設や予備校などが見受けられるが、境川沿いにはサイクリングロードや林、ちょっとした畑などが見える。
都道52号線を潜ったあたりからは住宅街となる。
一方、相模原市側は崖の上に市街地が広がっているため、境川べりは緑地となっている。
そして境川を渡り、相模原市内に入ると住宅街の中の切り通しを進み、古淵駅に着く。古淵駅を過ぎると地表面とほぼ同じ高さを走行する。
住宅街を進み、カルピス相模工場、青山学院大学相模原キャンパスを横目に進むと在日米軍相模総合補給廠へ続いていた側線などの遺構が残る淵野辺駅に着く。
淵野辺を出ると陸橋2本をくぐってすぐに矢部駅に着く。
この区間は800mと横浜線の中で最も駅間が短い。
矢部駅から相模原駅までの間は南側が市街地、北側が相模総合補給廠となり、しばらくすると相模原駅に着く。相模原駅を出るとしばらくして工業地帯となり、そして北側に橋本駅の電留線が、西側にアリオ橋本が見える。
相模線が合流し、京王相模原線の高架をくぐると橋本駅に着く。
駅周辺には超高層マンションが林立する。


●橋本駅 - 八王子駅間
橋本駅を出ると市街地を進み、国道16号が本線は陸橋で側道は踏切という形態で交差する。
しばらく住宅街の中を進みカーブにかかる。このカーブの途中にある田尻踏切(第43号踏切)のあたりが横浜線内最高地点となる。
そして境川を再度渡ると町田市に戻り、町田街道と交差して相原駅に着く。
相原駅を出るとしばらくして相原トンネル(上り線 367m 下り線は新相原トンネル 985m)を通る。
このトンネルの中間地点あたりで八王子市に入る。
そして造成地や新興住宅街の中を抜けると横浜線で一番新しい駅である八王子みなみ野駅に着く。
八王子みなみ野駅を出ると国道16号を越えて片倉駅に着く。
片倉駅を出ると京王高尾線を潜り、やがて右側に京王線と合流し、しばらく併走する。併走していた京王線と別れ、進路を西に変えると今度は右側に中央本線・八高線と併走して八王子駅に着く。


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